不登校の子たちはゲーム依存になりやすいと思いますか?
これに対して私の答えは
いいえです!
じゃあ何で不登校になってしまった子ども達は、ゲームやスマホをやり続けるのでしょうか?
それは
つらくて不安に押し潰されそうな気持ちを考えない時間を作るためだからです。
のめり込んでいるときは、どんなに怒って止めさせようとしても絶対に止めません。
でもずっとじゃないです。
時が過ぎれば自然と落ち着いてきます!
1日中してたゲームが数時間に減ってきたり、全くやらない日もあったりと
徐々に変化が見られます。
心が落ち着いてきてる証拠です。
不登校で傷ついた心を修復するためのプロセスであって、
実は大事な時間なのです。
だから
「ゲームばかりしているけどOK!」です!
ゲーム、スマホの使用時間はとことん話し合う!
心を修復させてくれるからと言って、ゲームをずーーーーとさせるわけにはいかないですよね。
うちでは、少し子供が落ち着いてきたなってときに、ゲームについて話す時間を設けました。
夜中じゅうゲームするのは体によくない。
目にかなりの負担があるから、時間ごとに休憩しながらやってほしい。
ゲーム以外にも出来ることを見つけよう。
何度も何度も冷静を心がけ子供たちと話しました。
けれど子供たちは何かと言い訳をし、ゲームをやろうとします。
すぐに止めることはできなかったです。
ですが時間が経ってくるとゲームに飽きてきたのか、
充分すぎるほどゲームをしたからなのか執着しなくなってきたのです。
特に上の息子は発達障害の特性からゲームに執着する部分があったので、
依存してしまうのが怖かった。
無理やり止めさせようとしていたら、もっとゲームに執着してたかもです。
今では自分で折り合いをつけ上手に遊んでます。
ゲームは救世主!?
不登校の子たちにとって、ゲームやスマホは救世主とすら私は思っています。
外にいっさい行かず家にこもりっぱなしな子供たちが、ゆいいつ
気分転換ができるツールだからです。
ゲームは親も子供も一緒になって遊べるからいいですね!
私はゲームが苦手で全然できないのですが、子供たちがレクチャーしてくれたり、
時には強い敵から守ってくれたり(笑
一緒に遊ぶようになってきたころから、
子供たちに少しずつ笑顔が見られるようになりました!
YouTubeもしかりです。
どれだけ子供を笑わせてくれたでしょう。
親が子供を笑わせようと一生懸命がんばっても、あんなに笑わせることはできないと思う。
本当にありがたいツールです!
親がYouTube見ても笑えない(つまらない んですけどね。。。
親がゲームする子供を受け入れることが依存脱出の近道
確かに小学低学年ぐらいの低年齢な子供に対して
1日中好きなだけゲームやりたい放題OK!だよとは言えません。
うちの場合は小学高学年の兄である息子がゲームにのめり込んでしまい、
下の妹の娘も一緒になって1日中ゲームやYouTubeをやっていたのかなと思います。
当時下の娘はまだ小学2〜3年生だったので、ものすごく葛藤しました〜(泣)
この頃の子供たちはよく
「こんな僕なんて、いないほうがいいよね?」や、
「お母さんの娘じゃなかったら、お母さん幸せだったのにね」など
自分たちを否定するネガティブ言葉のオンパレード!
こんなときこそ!
大げさに
お母さんはどんなあなた達でも大好きだよ!
アピールに励みました!
ゲームばっかりしても、
学校に行っても行かなくても、
あなた達がお母さんを嫌いでも、お母さんはあなた達が大好きなんだよね〜
子供たちに響いてるかは正直わからなかったですが、
とにかく伝え続けました。
こんなやり取りをしつつ、子供たちと遊べるときに遊び
子ども達の生活態度をなるべく否定せず、過ごしていたら
いつの間にかゲームやスマホを手放して外に出て行けるようになりました!
どんな状態でも受け入れて欲しい子供
学校生活を挫折してしまった子ども達は、親にどんな状態でも受け入れて欲しいんですよね。
どんな状態でも「大丈夫!OK!問題ない!」
この言葉が親が心から言えるようになるのも時間が沢山かかります。
親は複雑に物事を考えるけど
子供はただただ受け入れ愛して欲しい。
本当はシンプルなんですよね、
不登校脱出へ導く子どものマインド形成って。
複雑にしているのは、不登校を受け入れきれない親のマインドなのかもしれません。。
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