不登校脱出への道のり

不登校と私(母)

不登校になると、みんなと違う別世界にいるようですっごく寂しいです。

子供たちは不登校という特別な時間を経て、

自分たちと向き合い、見えない不安と戦いながら将来を考えています。

 

学校というルートから外れてしまったからこそ、

自分たちで別のルートを探し求め、さまよっています。

 

そんな子供たちに対して

親ができることってなんだろう?

 

不登校には段階があって、学校に行くことや社会人になることがゴールと考えるなら、

自分の子供たちは今どこの段階なんだろう?

 

不登校の段階が見えてくると、この先どのようにして子供たちと接していけばいいのか

ヒントになりそうです!

 

不登校には段階があると思う

🔘不登校の兆し

子供:体調が悪くなることが増える。夜が寝れないと訴えてくる。

親:子供が学校に行き渋るけど、本当に行けなくなるとは思ってない。

 

不登校になりたて

子供:荒れるし、ゲームYouTube三昧。兄妹ケンカが1番多かった(汗

親:学校や相談先を探して駆け回る時期。

 

②完全不登校

子供:学校に行かない家の生活リズムが安定してくる。

親:不登校を容認できてくる時期。

 

③暇になってくる

子供:ゲームもテレビも見つくして飽きてくる。「ひま〜」と訴えてくることが増える

親:学校へ戻れるかもと子供に登校刺激をしてしまう→上手くいかなくて落ち込む(悲

 

④動き出しはじめる時期

子供:きっかけがあれば学校に行こうとする。修学旅行や運動会など。

親:学校に行けそうな子供に苛立ちがつのる。

 

⑤リハビリする時期

子供:学校に行ったり休んだり。自分で色々と試しながら進んでいく。

親:不安な気持ちを汲み取りながら、自己肯定感を高めるやり取りを意識する。

 

⑥不登校卒業

子供:親が手伝わなくても自ら学校や社会に出ていける

 

 

いまはどこの段階?

どうでしょう?

みなさんのところは、どの段階でしょうか?

 

うちはだいたい④と⑤の間を行ったりきたりしているところです。

学校に行けたり行かなかったり。

 

まだまだ休むほうが多いです(汗

上に子はイベントだけには行きます。運動会、修学旅行、始業式終業式などなど。

下の子はイベントすらも行かず、一週間に一度だけ放課後登校ですから③と④と思います。

5年かかってやっとここまでこれたなぁと、しみじみ思いますが、

自ら望んで学校に行くにはまだまだですね!

 

ゲームしかしない子供たちを見ていて途方にくれたのを思い出すと

前進してるなぁと思います。

 

最初の頃とずっと同じところにいません。

 

不登校の子供たちは変わりたい変わらなきゃって、苦しんでいます。

ずっと休んでいても、夏休みなど長期の休みだったり祝日になると

ホッとしてるし

平日の昼に買い物に出ると、すごく気まずそうに身を潜めながら振る舞ってるからです。

 

学校に行かないでいることに罪悪感を感じながら生活している子供を見るのは辛いです。

私は子供たちに

「学校行かなくてもOK!」

このスタンスで接しています。

 

だけど親がいくら不登校を認めても子供たちはやはり学校生活に憧れがあるのです。

 

 

不登校脱出の近道はある?

絶対的な原因があって心が安定している子供さんは、比較的学校に戻りやすいと思います。

うまくいかなかった人間関係が解消されたとか、苦手だった先生がいなくなったなどです。

 

だけどうちの子供たちのように自己肯定感が低く色んな要因が重なって

心の電池切れをしてしまった子供たちは復帰するには時間がかかります。

 

無理して学校に通わせたとしても、また何かのタイミングで不登校に戻ることになります。

心が耐えきれないから。

 

親子の信頼関係をもう一度見つめなおし、

子どもを心の底から安心させたところでやっとスタートラインに立てるのかなと思います。

 

親もいっつも支える側でたいへんですが

ときには美味しいものを食べたり、ちょっとドライブしたり

買い物を楽しんだり

めちゃくちゃ頑張ってる自分にご褒美をあげながら、

子ども達の明るい未来を一緒に切り開いていきましょう!

 

親も子供も充分がんばってます!

ずっと同じ今ではないです!

 

 

 

 

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